強く押されると効く?

リラクゼーションなどで強押しや強揉みを好む方もいらっしゃいます。
好む理由の一つとして「強く押された方が終わった後はスッキリする」など効果を感じられるからという理由があると思います。何故、強く押されるとそのような効果を感じられるのでしょうか?

強く押されたり揉まれたりするとDNICという反応が身体に起こります。DNICは簡単に言えば「痛みで痛みを抑える現象」です。

毒を以って毒を制すという感じですね

強押しなどで身体に痛みを与えると、その痛みを和らげようとノルアドレナリンなど脳内から痛みを緩和させる物質が出てきます。その効果は施術後も続くので終わった後は痛みが緩和されてスッキリしているということです。
また強く押してもらったという満足感も影響しています。

しかし、その効果は一時的なものなので強く押された際に皮膚や血管などに微小な損傷があった場合は余計に痛みが増すというリスクがあります。俗にいうもみ返しですね。
そもそも、痛みを緩和させたいのなら心地よい刺激でもDNICとは違った反応で痛みを緩和させる事ができます。
しかも心地よい刺激ならもみ返しの心配もありません。

もちろん施術での身体の反応は個人差がありますので、強く押される事で長期的に痛みが和らいでいるのならそれでよいのですが、中には痛いのを我慢した結果余計に悪化したという方も診てきました。
なので強く押したり揉まれないと効かないという先入観は持たない方がよいと思います。

当院が痛い施術は行わないようにしている理由の一つです。

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