肘周囲には様々な神経が分布しておりそれらが肘の痛みと関わっている事が多いです。
正中神経・尺骨神経・橈骨神経・筋皮神経が通っていますがそれ以外にも
・内側上腕皮神経
・内側前腕皮神経
・肋間上腕神経
・下外側上腕皮神経(橈骨神経)
・後前腕皮神経(橈骨神経)
・外側前腕皮神経(筋皮神経)
などが肘周囲に分布しており、肘関節の後方は尺骨神経・内側前腕皮神経・橈骨神経で
前方の関節は主に正中神経・筋皮神経・橈骨神経・正中神経に支配されています。
テニス肘などの肘の関節の痛みは、骨や筋肉だけでなくこのような神経が関わっています。
これらの神経は頚椎から出ているので首の症状などが原因で肘に痛みなどの症状が出てくる事があります。
そのための徒手検査としてULTTなどがあります。
これらの神経はスキンストレッチや肘や手首の穏やかなストレッチでアプローチが可能なので、そうする事で症状を改善する事ができます。
慢性的な肘の痛みなどでお悩みの方はお気軽にご相談ください。