鼠径部の痛みに腸骨鼠径神経

症状

・鼠径部の痛み
・大腿の内側上部の痛み
・股関節を動かした時の痛み
・腹筋の筋力低下

最も多いのは鼠径部の痛みで、大腿の内側上部にも痛みが広がる事があります。
鼠径部に分布しているので股関節の動きにも関わりますし
腹筋群を支配している神経なので症状が重度の場合は腹筋の筋力が低下します。
腹部を伸ばすと痛みが出るので、痛みを回避するために腰を曲げて前屈み姿勢をとったりすることもあります。

原因と対処

・咳・くしゃみなどの腹筋の緊張
・重いものを持つ
・偏った姿勢や歩行などの動作

基本的には腸骨下腹神経や大腿神経など鼠径部周りに分布している神経と同じような原因で症状があらわれます。
腹筋群を支配している神経なのでくしゃみなどで腹筋が強く緊張すると症状が強くなったりしますし、骨盤や股関節のポジションで腸骨鼠径神経の負担が大きくなります。

鼠径部では皮膚に分布しているのでスキンストレッチのような皮膚へのアプローチが有効です。また穏やかなストレッチを組み合わせるとより効果的に症状をやわらげる事が出来ます。

鼠径部周りの痛みなどでお困りの方はお気軽にご相談してください。