股関節の外側(大転子)には様々な神経が分布しているので、その周りが原因で股関節周りに痛みが出たり圧痛が顕著に出たりする事があります。
腰痛や股関節周りの慢性的な痛みの症状がある場合は見逃す事ができない部位です。
分布している神経とアプローチ方法
・上殿皮神経
・腸骨下腹神経(皮枝)
・下殿皮神経
・外側大腿皮神経
これらの神経が大転子周りには集まっており、腰痛や股関節痛・大腿部の痺れや違和感などの症状が出ている方は大転子部分をアプローチする事でそれらの症状が改善する事があります。
横向きになって下にしているとこれらの神経が圧迫されて痛みが出たり逆に心地よさを感じたりすることもあります。
これらの神経は表層に出ている皮神経なので深く押し込む必要はなく、スキンストレッチなど皮膚へのアプローチで神経の状態を改善し症状をやわらげる事ができます。
股関節の慢性的な痛みなどでお悩みの方はお気軽にご相談してください。