目の周りの痛みに関わる眼神経

眼神経は三叉神経から発生した神経で、名前の通り目に分布している神経ですが
下記のように様々な種類の神経に分枝しています。

三叉神経 眼神経 眼精疲労 頭痛 目の痛み

・テント枝
・涙腺神経
・前頭神経:滑車上神経、眼窩上神経
・鼻毛様体神経:長毛様体神経、後篩骨神経、前篩骨神経、滑車下神経
・毛様体神経:短毛様体神経

症状

・眼の周りの痛み
・頭痛
・鼻づまり

眼の周りに分布している神経なので眼精疲労のような眼の周りの痛み・違和感と関わり症状が重くなると頭痛を引き起こす可能性があります。滑車上神経や眼窩上神経は額にまで分布しているのでそのあたりの痛みや違和感とも関わります。
眼神経には鼻に分布している神経もあり、鼻の粘膜などに影響をあたえるため鼻づまりのような症状を引き起こすこともあります。

原因と対処

・目を細める、顔をしかめる
・水泳などのゴーグルによる圧迫
・頭が心臓より低い位置にいる体勢

目を細めたりすることで目の周りの筋肉(眼輪筋や皺眉筋など)が神経を圧迫し、頭の位置が低い体勢が長時間続くと顔の血管の内圧が増加して症状を引き起こす要因となります。

眼神経は眼窩内などに分布している神経が多いため触れられない神経が多いですが、滑車上神経・滑車下神経・眼窩上神経は表層にも分布しているのでその辺りへのスキンストレッチで眼神経にアプローチすることが出来ます。

慢性的な眼精疲労などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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