安静は痛みに逆効果?
腰痛など痛みがあると安静にするという方は多いです。
確かに重度のぎっくり腰や大きな怪我などの動けない状態なら安静が第一となります。
しかし、慢性的な腰痛のような「動けるけど痛みがあるから安静にする」というのは逆効果となる場合があります。

人の身体には危険から身を守るために痛みを感じるセンサーがあります。
デスクワークなど同じ作業をしていても肩こりなどの身体の痛みを感じる人もいれば感じない人もいます。
この違いは痛みを感じるセンサーが正常なのか過敏になっているのかが影響しています。
そして、慢性的な痛みで安静にするというのは痛みのセンサーを過敏にしてしまう恐れがあります。
逆に、身体を動かすと過敏になっているセンサーを正常に戻っていきます。
なので、痛みの程度や運動の内容にもよりますが動けるのであれば出来るだけ動いた方が痛みの改善には効果的です。

私も腰痛などを感じるときはランニングなどの運動をしています。