首の痛みから腰痛まで。脊髄神経後枝

脊髄神経後枝 背骨 首の痛み 腰痛 背中の痛み

脊髄神経後枝は名前の通り脊髄(背骨)の付近から分布している神経です。背骨のラインに沿って分布しているので首から腰まで幅広く分布しており、首の痛みから腰痛まで症状も幅広いです。
脊髄神経後枝は内側枝と外側枝に分かれており
・内側枝:椎間関節や多裂筋など背骨に隣接している組織に分布
・外側枝:腸肋筋や最長筋など背骨から少し外側にある組織に分布

となっています。

症状

・首の痛み
・背中の痛み
・腰痛
・背骨を動かした時の痛み
・咳やくしゃみをした時の背中や腰の痛み

背骨付近の痛みに関わっていますので首・背中・腰の痛みにはどれも関わっています。
椎間関節という背骨同士の関節にも分布しているので背骨を動かした時の痛みを引き起こすこともあります。
日常生活の動きは大なり小なり背骨を動かすので脊髄神経後枝の症状は、日常に大きな影響を与えるといえます。

原因と対処

・猫背などの姿勢
・偏った背骨の動き

上記に挙げたような姿勢や動作は特定の背骨周りに負担を掛けます。背骨全体が均等に使えれば負担が分散して脊髄神経後枝の症状も出にくいのですが現代生活では偏る事が多いです。
ソファなどに座りっぱなしなど運動不足でも症状が現れるので脊髄神経後枝の症状が出る方は生活習慣も少し変えてみると効果的です。

背骨の周りの筋肉は薄いので強圧などは脊髄神経後枝だけでなく背骨や肋骨にも負担を掛けて症状を悪化させたり最悪骨折のような事故を起こすリスクがあります。
脊髄神経後枝は皮膚にも分布しているのでスキンストレッチなどの皮膚へのアプローチで改善が期待できますし、穏やかなストレッチなども効果的です。

背骨付近の症状が気になる方はお気軽にご相談ください。

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