首の痛み肩こりに鎖骨上神経

肩こり 首コリ 鎖骨上神経

鎖骨上神経は文字通り鎖骨周りに分布している神経です。
「内側鎖骨上神経」「中間鎖骨上神経」「外側鎖骨上神経」の3つに分かれます。
C3.4という首の骨の上から3番目と4番目の骨から出て鎖骨の上から胸部、肩周り、肩甲骨など広い範囲の皮膚に分布しています。

症状

・鎖骨周りの痛み
・首や肩の痛み
・肩の運動(特に水平外転)制限
・首の運動(回旋・斜め伸展)制限

鎖骨を中心に肩や肩甲骨周りなど広い範囲で分布している神経なので首や肩の様々な症状に関わってきます。
胸鎖関節という鎖骨と胸骨の関節にも分布しているのでその関節の動きの影響が大きい肩の水平外転などは制限されやすく首の動きも回旋などに影響を与えます。
また鎖骨上神経のテンションを和らげるために巻き肩などの姿勢を取ることもあります。
肩や首の痛みなどの症状で必ず考慮すべき神経と言えるでしょう。

原因と対処

デスクワークなどの頭部前方変位の姿勢や肩に重いカバンを掛けるなどでも鎖骨上神経に負担が掛かります。
鎖骨上神経は皮膚上に分布している神経なので筋肉を揉みほぐすというよりは鎖骨周りの皮膚を伸ばしてストレッチするという方法が有効です。

当院ではスキンストレッチという手技で鎖骨周りの皮膚をソフトに伸ばしていき鎖骨上神経にアプローチして症状を和らげていきます。肩こりなどと関わっていることが多い神経ですので長年肩こりに悩んでいて解消されない方は鎖骨上神経へのアプローチで変わる可能性があります。

気になる方はお気軽にご相談ください。

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