神経痛としても知られる肋間神経

肋間神経は脊髄神経前枝から発生し肋骨周りに分布しています。肋間神経は外側皮枝として肋骨周りの皮膚にも分布し、この神経が絞扼されるなどで外側皮神経絞扼症候群(LACNES)と呼ばれる症状を引き起こす事があります。

この神経の障害が引き起こす症状として

・肋間神経痛
・肩関節の動きの制限
・呼吸がしにくい
・咳やくしゃみ時の肋骨周りの痛み

肋間神経での障害ですので当然肋間神経痛と関わりますし、肋骨(胸郭)に分布している神経ですので呼吸などにも関わります。咳やくしゃみなどで痛むので肋骨の損傷と思われやすいですが、肋間神経の影響である可能性もあります。

肋間神経は肋骨の裏側や肋骨の間を通っているのでそこに触れてアプローチすることは難しいですが、外側皮枝は肋骨周りの皮膚に分布しているのでそこにスキンストレッチなどでアプローチする事ができます。
スキンストレッチは穏やかに皮膚を伸ばす手技なので肋骨などを痛める心配はなく安全にアプローチできます。

慢性的な肋間神経痛や息苦しさなどでお悩みのかたはお気軽にご相談ください。

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